• 全国
  • 豆知識

日本の折り紙といえばコレ!「鶴」を折れるようになって周りに自慢しよう!

老若男女を問わず、古くから日本人に愛されてきた「折り紙」。その中でも特に千羽鶴などで知られる「鶴」の折り方を解説します。日本人ならたいていの人が折ったことがあるモチーフである「鶴」。覚えるとそれほど難しくないですよ。

tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれている場合があります。アフィリエイトリンクを経由して購入された場合、あなたからの追加費用なしで私たちはコミッションを得る可能性があります。

日本文化と折り鶴の歴史

日本の大衆文化である折り紙は、古くから老若男女に愛されてきました。折り紙にはさまざまなモチーフがあり、その数はまさに星の数ほど。その中でも折り紙の代名詞と言っても過言ではない「鶴」の折り方をご紹介します。

翼を広げ、優雅に羽ばたく姿が印象的な「鶴」は、亀とともに古来より縁起のいいものとされており、祝辞や快気祝いなどで引用されることも多いです。
「鶴は千年、亀は万年」という言葉もあり、鶴と亀の寿命の長さや生命力を意味しています。
また、病気やケガの回復や平和を願って、折り紙で作られた「鶴」を千羽繋げて作る「千羽鶴」は、学校行事や福祉活動の中で目にすることも多く、鶴の折り紙がいかに日本の文化に根付いているかが分かります。

このように「縁起がいいもの」として知られる「鶴」は、折り紙の中でも特に日本人に親しまれているモチーフといえるでしょう。

鶴の折り方を徹底解説

それではいよいよ、鶴の折り方をご紹介します。

鶴の折り紙は工数がやや多いですが、一度覚えてしまうと実はそれほど難しくありません。「折り紙で鶴を折る」という行為は時に娯楽を越え、人と心を交える機会を生みます。ぜひ鶴の折り方を覚えてみてくださいね。

1. 折り紙を三角に折る

四角い折り紙を、対角線上に折って三角形を作ります。

2. さらに半分に折る

三角形に折った折り紙をさらに半分に折り、ひと回り小さな三角形を作ります。

3. 三角形の部分を開いてたたむ

小さく折った三角形の部分の片方を開き、つぶすようにしてたたみます。三角形から四角形になります。

4. 反対側の三角形の部分も同じようにたたむ

もう一方の三角形の部分も中から開いてたたみます。三角形だった折り紙が四角形になります。

5. 中心線に合わせて折り目をつける

四角形の両端を持ち、中心に合わせるように折ります。

反対側も同じようにします。

Klook.com

6. 頭に折り目をつける

画像のように、頭の三角部分を手前に倒し、しっかりと折り目をつけて戻します。

7. 開いて折る

5と6で折った部分を開いて戻し、折り目に沿って開きます。

5と6でつけた折り目に沿って開くと、きれいにできます。

横から見ると下の画像のような状態です。

8. 中心線に合わせて折る

両端を、中心に合わせて折ります。

裏側も同じように、中心線に合わせて折ります。

9. 中割り折りのための折り目をつける

両サイドにできたスリットを開き、とがった部分の下側を持ち上げるようにして折り込みます。

10. 中割り折りをする

9でつけた折り目をガイドに、中割り折りをします。

11. おおまかな形を整える

中割り折りをした2本のとがった部分が、鶴の頭と尻尾になります。中央の面積の大きな部分が、羽になります。羽になる部分を開き、鶴のおおまかな形を整えます。

12. 頭を作り、胴体に息を吹き込んで完成

中割り折りで頭を成形したら、胴体の底にある小さな穴から息を吹き込みながら、全体の形を整えて完成です。 鶴を上手に折るポイントは、とにかくとがった部分をきれいに折ること。そしてそのためには、1の工程から手を抜かず、ていねいかつ正確に折っておくことが大切です。
画像だけでは理解しにくい場合は、動画を参考にトライ。

日本で折り紙体験をしてみよう

折り紙は、世界中どこでも手軽に楽しむことができますが、折り方を教えてくれる人がいないと難しいモチーフもあります。また、日本では折り紙専用の紙を手に入れることができます。折り紙専用の紙は色がよく、折り紙に適した手触りや厚みが特徴です。
折り紙をいっそう深く楽しみたい方や、気軽に折り紙を始めたい方などは、ぜひ日本の折り紙などで体験してみてはいかがでしょうか。

1. お茶の水 おりがみ会館

東京都文京区の折り紙会館では折り紙教室を開催しており、折り紙専用の豊富な用紙の取り扱いもあります。また、日本全国の折り紙イベントや和紙人形などの各種イベントの最新情報を閲覧することもできます。

Klook.com

2. 浅草着物レンタル 美麗

浅草にある浅草着物レンタル 美麗では折り紙の体験プランを提供しており、英語堪能な日本人スタッフが折り紙をレクチャーしてくれます。

3. 折り紙体験 | MAIKOYA

関西地方では大阪、京都などで、折り師としてのキャリアを持つインスラクターが、折り紙をていねいにレクチャーしています。折り紙のワークショップが開催される日時や場所など詳細については、京都と大阪で折り紙体験 | MAIKOYAにてご確認ください。

たった一枚の紙から、さまざまなモチーフを作り出せる折り紙は、世界中で愛好者が増えているといいます。子どもから大人まで楽しめる手軽さが、人気の理由なのかもしれません。日本旅行で宿に泊まるとき、移動の電車の中で、食後のレクリエーションなどに折り紙を楽しむのも、風情があっていいですね。ぜひ折り紙のおもしろさと奥深さを体験してください。

 

この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。

ライター紹介

W.JAPAN
W.JAPAN
  • tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!