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日本で旬の味を堪能!冬の美味しいフルーツ10選

いちごやりんごなど、海外でも注目を集めている日本産のフルーツ。せっかく日本を訪れるなら一度は食べてみたいとお考えの方も多いのでは?そこで今回は冬の日本で味わいたいおすすめフルーツ10選をご紹介!

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冬のフルーツの特徴

冬に美味しい日本のフルーツの特徴は、栄養価が高いこと。特にいちごやキウイフルーツをはじめ、ビタミンC豊富な果物が少なくありません。また冬にはバラエティに富んだかんきつ類が旬を迎え、熊本県の「デコポン」や高知県の「土佐文旦」など、地域ごとに特色豊かな味を楽しめます。

いちご

とちおとめ

「とちおとめ」は東日本でトップシェアを誇るいちごの品種です。比較的整った円錐形の見た目をしていて、果肉はやわらかく果汁豊富。強い甘みとほどよい酸味をもち、生のまま美味しく食べられます。新鮮なものほどよい香りがし、紅色が鮮やかでつややか。購入する際には、ヘタの周辺まで真っ赤なものを選ぶのがよいとされています。主な産地は栃木県。茨城県や千葉県、愛知県でも作られています。出荷される時期は11月から6月ごろで、旬は1月から4月ごろ。





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あまおう

「あまおう」は、福岡県で生産されている高級ブランド。海外でも人気なので、ご存知の方も多いのでは?普通のいちごよりも一つ一つのサイズが大きく、丸みを帯びたかわいらしい見た目をしているのが特徴。濃厚な甘みがほのかな酸味と調和していて、何もつけずにそのまま食べるのがおすすめです。12月から5月にかけて市場に出回り、旬は1月から4月ごろ。





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かんきつ類

ゆず

「ゆず」は古くから日本人に愛されてきたかんきつ類です。さわやかな香りと強い酸味が特徴。そのまま食べるのには向きませんが、代わりに果皮や果汁が調味料、ジャム、お菓子、ジュースなど多彩な用途で利用されています。また日本には冬至(12月22日ごろ)にゆずを浮かべたお風呂に入浴する「ゆず湯」という風習があるので、機会があれば試してみてくださいね。主な産地は高知県。旬は11月から12月ごろです。





温州みかん

冬の果物の定番とも言えるのが日本原産の「温州みかん」。国内でたんに「みかん」といえば、このフルーツのことを指します。手のひらサイズでタネがなく、簡単に皮をむくことができ、手軽に食べられるのが特徴。リーズナブルな値段も魅力で、安いものだと1個当たり50円もしない場合も。甘みや酸味は品種によってばらつきがありますが、果実が小さめで、果皮が薄くてやわらかいほうが甘いとされています。主要な産地は和歌山県と愛媛県。旬は12月から2月ごろです。





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いよかん

「いよかん」は、主に愛媛県で作られている日本原産のかんきつ類。果肉はジューシーで、甘みが強く酸味は控えめ。皮がやわらかいため簡単に手でむけます。中のじょうのう(果肉の粒を包んでいる房)は厚めなため、1房ずつむいて食べるのがおすすめ。選び方のポイントは、皮がしなびておらず、みずみずしさを感じるもの。もったときに軽いものは避けたほうがよいとされています。旬は1月から2月ごろ。





デコポン

「デコポン」は、熊本県で作られているブランド果実。「不知火(しらぬひ・しらぬい)」という品種のうち、「糖度13度以上・酸度1度以下」という基準を満たしたものだけがこの名で出荷されます。頭部がコブのように出ているのが特徴で、大きさは一つ200gから280gほど。果肉は果汁豊富で甘み抜群。皮がやわらかく、手でむいて食べることができます。出荷のピークは2月から4月ごろ。なめらかできめが細かく、濃いオレンジ色のものが美味しいとされています。





土佐文旦(とさぶんたん)

高知県の冬の風物詩とも言えるのが「土佐文旦」。東南アジア原産とされる「文旦」の一種で、グレープフルーツの親戚筋です。果肉はプリプリした食感がし、さわやかな甘さとほろ苦さが絶妙。果皮は厚めなため、ナイフなどでむいて食べるのがおすすめです。収穫は12月から1月に行われ、1カ月ほど追熟した後の1月から2月が食べごろ。サイズによって味が異なるとされていて、小さいほど味が濃く、大きいほどあっさりした味を楽しめます。





キウイフルーツ

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レインボーレッド

「レインボーレッド」は、果肉の中央部分が赤く染まったユニークな見た目のキウイフルーツ。愛媛県や静岡県、山梨県などの一部地域でしか栽培されていない希少な品種です。酸味がおだやかで甘みが強く、普通のキウイフルーツが苦手な方にもおすすめ。貯蔵性があまりなく、市場に出回るのは静岡だと9月下旬から11月末ごろ、山梨だと11月中旬から12月中旬と非常に短い期間のみ。お店などで見かけたら、ぜひそのチャンスを逃さないでくださいね。





りんご

王林

日本には約2,000種類ものりんごが存在しますが、中でも冬におすすめなのが「王林」。果皮が緑黄色の品種で、大きさは一つ300g程度。青森県など東北エリアを中心に栽培されています。甘み強めで酸味は少なく、口あたりがよくて後味すっきり。さわやかな香りも人気です。旬は11月中旬から2月ごろ。黄みがかったものほど熟していて、酸味も控えめな傾向があります。選ぶときの参考にしてくださいね。





「柿」は古来、日本で栽培されてきた果物です。歯ごたえのある食感と優しい甘みが人気で、旬は10月から11月ごろ。奈良県や和歌山県を中心に全国各地で作られています。11月から3月に日本を訪れるなら、おすすめなのが「干し柿」。柿のドライフルーツで、凝縮されたような甘みと、ねっとりした独特の食感が魅力。手作りしている家庭も多く、民家の軒先に柿を吊るして干す風景が、秋から冬にかけての風物詩となっています。





これらのフルーツはスーパーや専門店などで購入できます。中には海外に輸出されているものもありますが、国内で食べたほうが新鮮で美味しく、しかもリーズナブル。冬の日本を訪れたら、ぜひ味わってみてくださいね。



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