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定番~穴場まで!静岡でおすすめの観光スポット20選

北に日本一の高さを誇る富士山を望み、南は太平洋に面している静岡県には、旅人を魅了するたくさんの景勝地やグルメ、名産品があります。そこで、必ず押さえておきたい静岡のおすすめ観光スポットを厳選して20、ご紹介します!

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静岡ってどこにあるの?

静岡県は本州の中部、太平洋に面した位置にあり、年間を通じて気候温暖な地域。県内は温泉が豊富な伊豆や富士山を含む東部、三保松原や日本平など景勝地が点在する中部、名物のウナギや遊覧船でのクルーズも楽しい浜名湖を擁する西部と、3つのエリアに分かれています。新幹線でのアクセスなら、東京からは45分(三島)から2時間(浜松)、大阪からは1時間30分(浜松)から3時間(三島)ほどです。

静岡県東部エリア

伊豆半島から富士山南麓までを含む静岡県東部エリアは、バリエーション豊かな観光スポットが点在しているのが特徴!伊豆半島は、奇岩怪石が連なる海岸線や太古の火山の面影を伝えるトレッキングコースなど、ダイナミックな自然が魅力です。各地に点在する温泉地での温泉入浴や、ダイビングやシーカヤックなど多彩なマリンスポーツも満喫できますよ。富士山南麓では、日本一の高さを誇る富士山の絶景を存分に楽しんでください。

修禅寺を参拝する

正式名称:福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)
伊豆半島の真ん中に位置する修善寺温泉は、その歴史が中世以前にまでさかのぼる古い温泉地。近代になると数多くの文化人が訪れ、全国に修善寺温泉の名前が知られるようになりました。温泉街を流れる清流・桂川に面して立つ修禅寺は、温泉地名の由来ともなった由緒ある禅宗寺院。今も多くの僧侶が、厳しい禅の修行に励んでいます。ここでは重厚な雰囲気の本堂での参拝や宝物殿の見学のほか、毎週火曜日には一般の人も参加できる座禅会も行われています(要予約)。歴史ある本物の禅寺で、座禅体験をしてはいかがでしょう。

宝物殿入館料:1人300円

富士山の絶景を撮影する

静岡県東部エリアには、富士山の絶景が楽しめるビュースポットが数多くあります。なかでも沼津市にある「大瀬崎(おせざき)」は、波穏やかな駿河湾と優美な曲線を描く岬の向こうに富士山が映える景勝地。海の広がりをファインダーいっぱいに入れて写真を撮ってください。高い所から望む富士山なら、沼津市と伊豆市の市境にある「だるま山高原レストハウス」からの眺めが見逃せません。日本画の大家として知られる横山大観が絶賛したという眺めは、雄大に広がる富士山の裾野と海がダイナミックですよ!

白糸の滝を訪ねる

富士山の南麓にある水辺の景勝地。樹木に囲まれた、幅150m・高さ20mの断崖には、本滝を中心に大小数百もの滝が流れ落ちています。その様子が、まるで白い糸のように見えることから、白糸の滝と呼ばれるようになりました。滝の周辺には遊歩道が整備されており、滝の音と細かい水しぶきを感じながら、滝つぼ近くまでの散策を楽しむことができます。天気の良い日には水しぶきが陽ざしにあたり、色鮮やかな虹が見られるかもしれませんよ。

伊豆半島ジオパークを訪ねる

ジオパークとは、地形や生態系などを通じて、地球を学び楽しむことができる場所のこと。伊豆は全域が「伊豆半島ジオパーク」として、ユネスコが認定する世界ジオパークのひとつに選ばれています。伊豆半島は、太古の火山活動で成立しました。その面影は、複雑な地形を見せる海岸線や半島を横断するかつての火山群、山あいの滝や沿岸に浮かぶ大小の島など、各地にあるジオサイト(指定地)で間近に感じられます。伊豆の大自然を探して、ジオサイトの景勝地を巡ってみてはいかがでしょう。

城ヶ崎海岸を散歩する

城ヶ崎海岸は、伊豆半島を代表する海の景勝地。およそ9kmにわたって、波打ち際に入り組んだ海岸線や断崖絶壁が連なり、ダイナミックな海岸風景が続きます。一帯には門脇灯台を中心に遊歩道が整備されており、海岸線のおもな見どころを巡りながらのハイキングを楽しむことができます。なかでも必ず立ち寄ってみたいのが、城ヶ崎海岸のシンボル的な存在である「門脇吊橋」。長さ48m、高さ23mの吊り橋を渡りながら眺める景色はスリル満点!橋の上での記念撮影も忘れずに。

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大吊り橋三島スカイウォークを渡る

三島スカイウォークの愛称で呼ばれる箱根西麓・三島大吊橋は、三島市の新しい観光名所として人気を集めている大吊り橋。箱根西麓の谷間に架けられた吊り橋は全長400mにおよび、歩行者専用の吊り橋として日本一の長さを誇ります。橋の高さは70mもあり、富士山や駿河湾、伊豆の山並みを一望する橋の上からの大パノラマは迫力満点!吊り橋のたもとには、ショッピングセンターやカフェ、レストランもあり、お土産探しやご当地グルメも楽しめますよ。

料金:大人1,000円、中・高校生500円、小学生200円

熱海の温泉街でレトロ気分を楽しむ

伊豆を代表する温泉地である熱海には、懐かしく温かみのあるレトロな風物が点在しています。熱海駅から海へと向かう「仲見世商店街」や、海岸に近い「熱海銀座商店街」は、昔ながらの土産店や個人商店が軒を連ね、素朴で温かみのある風景が続きます。温泉街にあるレストランやカフェ、洋菓子店などには、数十年にわたって営業している店も多く、看板やインテリア、メニューからも昭和時代(1926年~1989年)の雰囲気を濃厚に感じることができるはず。郷愁をさそう、レトロな町歩きを楽しんでください。

伊豆半島の海岸でマリンスポーツを楽しむ

周囲を海に囲まれた伊豆半島には、マリンスポーツの人気スポットが盛りだくさん!伊豆の美しい海の魅力を満喫できるダイビングでは、富士山を望む西伊豆の大瀬崎や、東伊豆の伊豆海洋公園などが名所として知られています。変化に富んだ海岸線が魅力の伊豆では、シーカヤックも大人気。波打ち際の岸壁にある洞窟を抜けるなど、冒険気分満点のツアーの数々が好評です。そのほかにも、サーフィンやボディボード、シュノーケリングなど多彩なマリンスポーツを楽しむことができますよ。

御殿場プレミアム・アウトレットでショッピング

雄大な富士山のふもとに立つ、日本最大規模のアウトレットモール。施設はイーストゾーンとウエストゾーンの2つのエリアに分かれており、ブランドファッションやインテリア、生活雑貨など200を超える専門店で、アウトレットならではのお得な価格での買い物が満喫できます。フードコートを中心に、レストランやカフェも充実しているので、ゆっくりと食事をし、歩き疲れたらカフェでくつろぐなどして、のんびりとお買い物を楽しんでください。

富士宮やきそばを食べる

富士宮やきそばは、富士山のふもとに位置する富士宮市のご当地グルメ。全国の名物料理を競うコンテストで優勝して以来、その名を知られるようになりました。一般的な焼きそばとは異なり、コシのある地元産の中華麺を使い、肉や野菜などの具材と共にラードを絞ったあとの「肉かす」と鰯の削り粉を使って炒めるのが特徴!富士宮やきそばのアンテナショップのほか、市内にある150軒以上の飲食店で提供していますので、旅の思い出に味わってみてはいかがでしょう。

静岡県中部エリア

県庁所在地である静岡市を中心とした中部エリアは、三保松原や日本平など雄大な風景が魅力のビュースポットが点在します。また、清水港や焼津(やいづ)港など、太平洋に面した良港が多いこともあり、新鮮な魚介類がおいしいのも特徴。なかでも由比(ゆい)の桜エビや用宗(もちむね)のシラスは、静岡を代表する海産物です。名物と言えば、見逃せないのが日本茶。このエリアは古くから、京都の宇治や関東の狭山と並び評される、お茶の名産地として知られてきました。

三保松原で絶景を楽しむ

浮世絵にも描かれるなど、三保松原は古くから富士山を望む絶景スポットとして知られています。約7kmにおよぶ海岸線には3万本もの松の木が並び、その向こうに富士山がそびえる様子は、今も昔も変わらない日本を代表する風景です。富士山がユネスコの世界文化遺産に登録された際には、三保松原も構成遺産のひとつとなりました。海岸の一角には、天女が舞い降りてきたという伝説を伝える「羽衣の松」も残されています。

久能山東照宮を参拝する

久能山東照宮は、戦乱に明け暮れた日本を統一して400年ほど前に江戸幕府を開いた徳川家康を神として祭る神社。社は日本平の一角にある標高216mの久能山にあり、日本平からロープウェイで登るのがおすすめです。境内からは、駿河湾から遠く伊豆半島までを一望できますよ。極彩色の装飾が目を引く建物を見ながら参拝を済ませたら、ぜひ境内にある久能山東照宮博物館にも立ち寄ってください。武具や甲冑など、徳川家ゆかりの宝物は必見です!

社殿拝観料:大人500円、小・中学生200円、博物館入館料:大人400円、小・中学生150円
※社殿・博物館共通:大人800円、小・中学生300円

日本平の大自然を満喫する

日本平は駿河湾に面した標高300mほどの丘陵地で、富士山を望む絶景スポットとして知られています。一帯からはお茶畑の向こうに駿河湾を従えるように富士山がそびえ、視線を移せば南アルプスの山並みも一望できます。ここで見逃せないのは、夕暮れ時から楽しめる美しい夜景。日没とともに眼下には清水市街の街灯りが輝き、ロマンチックな風景が広がります。夜景をバックにした、記念撮影をお忘れなく。

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大井川鐵道のSL列車に乗る

昔懐かしい蒸気機関車が、年間300日以上も運行していることで知られるのが大井川鐵道。ここでは4両の蒸気機関車(SL)が現役の車両として運行しており、田園地帯や大井川の清流沿いをレトロなSLが煙を上げながら走る姿は、鉄道ファンの憧れです。新金谷駅から千頭駅までの約37kmを1時間ほどで結び、1日に1往復から3往復運行。空席があれば当日予約なしでも乗れますが、全て指定席なので事前に予約することをおすすめします。

由比の桜エビ、用宗のシラスを食べる

海に面した静岡は、魚介類の宝庫です。なかでも静岡市由比の特産として全国的に有名なのが、駿河湾で獲れる桜エビ。春と秋の漁期には、水揚げされた桜エビを天日で干す風景が、町の風物詩となっています。周辺にはかき揚げ(天ぷら)をはじめとした桜エビ料理が自慢のお店が多いので、ぜひ一度味わってください。由比港の西、安倍川の近くに位置する用宗港の周辺では、港で水揚げされる新鮮なシラスを使った生シラス丼や釜揚げシラス丼が名物です!

清水みなと祭りで海上花火大会を楽しむ

清水みなと祭りは、静岡を代表する港である清水港で毎年8月上旬に行われるビッグイベント。お祭りの期間中には、色とりどりの浴衣をまとった踊り手が舞う「清水ゆかた踊り地踊衆」や延べ2万人が集まる「港かっぽれ総おどり」など、さまざまなイベントが行われます。なかでも祭りのクライマックスとなるのが、最終日に行われる海上花火大会!60分間に約1万発の花火が次々と打ち上げられ、夜の港を美しく彩る様子は圧巻ですよ。

お土産にお茶を買う

静岡県の名産品として、全国的に有名なのが日本茶です。静岡県は、日本全国のお茶畑の面積や収穫量の40%を占めている日本一のお茶の産地!なかでも静岡県中部エリアの山間部で作られる本山茶や川根茶は、上品な香りと美しい緑色が特徴です。また台地が広がる牧之原地域では、苦みや渋みの少ない深蒸し茶が作られています。日本茶は各地の土産店やデパート、専門店などで売られていますので、気軽に買い求めて味比べを楽しんでください。

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静岡県西部エリア

静岡県西部エリアは、日本で10番目の広さを誇る浜名湖が見どころの中心。太平洋とつながった広大な湖をのんびりと船で巡るクルージングは、観光客に大人気です。浜名湖に接する浜松市やその東にある掛川市は古くから栄えた城下町で、浜松城や掛川城といったお城も観光名所となっています。このエリアで必ず味わいたいのが、浜名湖名物のウナギ!短冊状に切ってタレを付けて焼く伝統的な蒲焼きのほか、ウナギを原料にしたお菓子の「うなぎパイ」は、全国的に有名ですよ!

浜松城や掛川城などのお城を訪れる

静岡県の西部エリアは、今から400年ほど前に戦乱が続いた日本を治めて江戸幕府を開いた徳川家康の出身地として有名。若き日の家康が入城して発展させたのが、浜松市に今も残る浜松城です。当時のままの石垣の上には天守閣が復元され、内部には武具や歴史的な史料などを展示。最上層にある展望室から望む、浜松市街の風景も見逃せません。掛川市にある掛川城も、静岡を代表するお城のひとつ。日本で初めての本格的な木造復元天守閣は、青空に映える姿が圧巻ですよ!

浜松城天守閣入場料:大人200円
掛川城天守閣・御殿入場料:大人410円、小・中学生150円

浜名湖で遊覧船に乗る

浜名湖は静岡県西部エリアを代表する景勝地。太平洋とつながっている汽水湖で、周辺には水辺の美しい自然や温泉地などが点在しています。この湖の魅力を間近で感じられるのが、遊覧船でのクルージング!なかでも湖東岸にあるフラワーパーク港を起点に発着する30分コースと70分コースの2つの定期航路は、気軽にクルージング体験ができると好評です。水面からしか見ることのできない、浜名湖の美しい風景を満喫してください!

乗船料:30分コース周遊大人1,000円、子ども500円、70分周遊コース大人1,500円、子ども750円

うなぎパイファクトリーを訪れる

静岡県を代表するお菓子として、全国的に有名な「うなぎパイ」。浜名湖の名産であるウナギのエキスを加えたパイ状の焼き菓子で、1961年の発売以来、半世紀以上にわたって人気を集めています。うなぎパイファクトリーは、そんなうなぎパイの製造過程を見学できる施設。予約不要、入館無料で自由に工場見学ができます。館内のカフェでは、ここでしか食べられない、うなぎパイを使ったスイーツメニューを用意しているので、ぜひ一度、味わってください!

静岡でおすすめの観光スポット20選、いかがでしたか?海と山の自然に恵まれた静岡県には、今回ご紹介した20の見どころやグルメ以外にも、旅人を魅了するものがたくさんあります。何度でも訪れて、静岡の深い魅力を堪能してください!

 

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