• その他
  • 観光

【聖地巡礼】アニメ好き必見!細田守作品の舞台となったスポット

「ポスト宮崎駿」との呼び声も高いアニメ監督・細田守。2018年夏には最新作「未来のミライ」が公開され、多くの注目を集めました。そこで今回は、彼の過去作に登場するシーンのモデルとなったスポットをご紹介!

tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれている場合があります。アフィリエイトリンクを経由して購入された場合、あなたからの追加費用なしで私たちはコミッションを得る可能性があります。

細田守監督とは?

日本の大手アニメ制作会社にてアニメーターとしてのキャリアをスタート。1997年に演出家、1999年に映画監督デビューし、その後フリーランスとして活動。「時をかける少女」が大ヒットを記録し、国内外で注目を集めました。その後、自身初のオリジナル作品「サマーウォーズ」を発表。2011年に自身のアニメ映画制作会社「スタジオ地図」を設立し、「おおかみこどもの雨と雪」、「バケモノの子」といった話題作を生み出してきました。
最新作である「未来のミライ」は、第71回カンヌ国際映画祭・監督週間に選出。海外での評価も高く、「ポスト・宮崎駿」として期待されています。

映画「サマーウォーズ」とその舞台

主人公は、内気な17歳の少年・小磯健二。アルバイトを頼まれ、憧れの先輩・夏希とともに、長野にある彼女の田舎を訪れる。そこには、古くから続く戦国一家・陣内(じんのうち)家の一族が集まっていました。彼らとともに過ごした夜、健二のもとに謎の数字が連なったメールが届くが、それがきっかけとなり翌朝には世界が一変。インターネット上の仮想世界「OZ」へのサイバー攻撃により現実世界のシステムが狂わされる事態に…。突如世界を襲った危機に、健二と夏希、陣内家の人々が力をあわせて立ち向かう姿を、「家族の絆」をテーマに描いた物語です。

上田電鉄別所線

ヒロイン・夏希の田舎の舞台となったのは長野県上田市。劇中で健二と夏希は、新幹線に乗って上田駅を訪れていました。上田駅についた2人は、夏希の親戚と合流しながら陣内家へと向かいます。そのときに利用していた電車が「上田電鉄別所線」。劇中では、「角間温泉」行きとなっていましたが、実際は「別所温泉」行き。乗っていたのは、丸窓が特徴の人気車両「まるまどりーむ号」です。





tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!

上田城跡公園

陣内家に到着した2人を出迎える立派なお屋敷の門。そのモデルとなったのは、上田城跡公園の「東虎口櫓門(ひがしこぐちやぐらもん)」です。
ちなみに、屋敷のある場所のモデルはまた別に存在。「砥石・米山城跡」という上田市街地を一望できる場所で、そこからの風景は作品のなかでも描かれています。

観覧料:大人300円、高校・大学生200円、小・中学生100円





Klook.com

映画「おおかみこどもの雨と雪」とその舞台

「おおかみおとこ」と恋に落ちた主人公「花」。一緒に暮らしはじめた2人のあいだに生まれたのは、活発で好奇心旺盛な姉「雪」とひ弱で臆病な弟「雨」。人間とおおかみ、ふたつの顔を持つ「おおかみこども」でした。都会の片隅でひっそりと暮らす4人でしたが、おおかみおとこは、ある日突然帰らぬ人に。残された花は、子どもたちが将来、人間かおおかみか、どちらでも選べるようにと、人里離れた田舎町に移り住むことを決意する…。1人の女性の恋愛・結婚・出産・子育て、そして子どもたちの成長と自立。「親子」という普遍的なテーマを描いた作品です。

富山県上市町の風景

花が「おおかみこども」を育てる場所に選んだ田舎町は、細田守監督の出身地・富山県上市町がモデル。美しい棚田が広がる東種地区や、雄大な立山連峰の眺望をはじめ、劇中に何度も登場した風景が広がっています。親子3人が暮らす家も、上市町にモデルとなる建物が存在。築130年以上の古民家で、現在は「花の家」として公開。内部を見学することもできます。





みくりが池

成長した雨が、おおかみの姿となって山々を疾走するシーン。その舞台となったのが、富山のシンボル「立山」。3,000m級の山々が連なる立山連峰の主峰で、観光山岳ルートが整備されています。ルート上の「室堂」にある「みくりが池」は、雨が「先生」と慕うキツネに連れられて訪れた場所。劇中では池から望む立山連峰も描かれていました。
そのほかにも、幅2km、高さ500mの「悪城の壁」、日本一の落差を誇る「称名滝」などが登場します。





tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!

一橋大学

花とおおかみおとこが出会った「東京の外れにある国立大学」は、東京・国立市にある「一橋大学」がモデル。校門として描かれたのは、国立キャンパスの「西正門」。劇中では門の向こうに「附属図書館」も描かれていました。キャンパス内には、2人が講義を受けていた校舎「本館」もあります。
JR国立駅からキャンパスへと続く並木道「大学通り」も劇中にたびたび登場。2人がよく待ち合わせた喫茶店「白十字」も、通り沿いに実在しています。





映画「時をかける少女」とその舞台

高校2年生の主人公・真琴とその同級生・功介と千昭。彼らの友情と、恋愛模様が描かれた青春SF映画。ふとしたきっかけで時間を飛び越えて過去に戻る「タイムリープ」の力を手に入れてしまった真琴は、ひとたび使い方を覚えると、その能力を日常のささいな願いを叶えるために使っていた。そんなある日、真琴は親友・千昭から思わぬ告白を受ける。これまでの関係が壊れてしまうことを恐れ、タイムリープを繰り返す真琴だったが、その能力には秘密があり…。かけがえのない時間がそこにあったことに気づいた真琴は、驚くべき真実に辿りつく。

東京国立博物館

劇中の舞台となった場所は、東京都内に複数分布しています。たとえば、真琴たちが野球をする「哲学堂運動施設 野球場」や真琴の自宅のモデルとされた「新宿区立 林芙美子記念館」、踏切シーンの「西武新宿線・中井駅」など。
なかでも再現度が高いのが「東京国立博物館 本館」。真琴の叔母「魔女おばさん」こと芳山和子が働いている博物館です。タイムリープについて相談に来た真琴が和子を待っていたのは、大階段のあるエントランス。劇中では展示室も描かれていました。

観覧料:一般620円、大学生410円





映画「バケモノの子」とその舞台

主人公は、東京・渋谷にひとりぼっちで生きる少年・九太。渋谷をさまよっていた彼は、ある日バケモノたちが住む「渋天街(じゅうてんがい)」に迷いこんでしまう。そこで出会ったバケモノ・熊徹の弟子となり、修行の日々を通して「本当の強さ」を学んでいく。やがて青年へと成長した九太は、突然起きた現実世界と渋天街の危機に立ち向かっていく…。人間界とバケモノ界、交わるはずのないふたつの世界が交差する物語を通して、少年の成長や親子の絆などが描かれています。

Klook.com

ハチ公前交差点

「人間界」は東京・渋谷の街がリアルに再現されていました。劇中何度も登場したのは、街を象徴するスクランブル交差点「ハチ公前交差点」。ポスターなどのメインビジュアルでは、JR渋谷駅前ハチ公口近くの広場から見て北西、スターバックスコーヒーが入っている建物を中央に見た構図で描かれています。その建物の西側に延びる通り「渋谷センター街」も、劇中後半、バトルの舞台となった場所です。





いかがでしたか?アニメが好き、細田監督の作品が好きという方は、この記事を見ながら「聖地巡礼」に出かけてみてくださいね。



この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。

ライター紹介

W.JAPAN
W.JAPAN
  • tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!