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暑い夏を乗り切ろう!日本人の夏の過ごし方

夏は蒸し暑いことで有名な日本には、涼を取るための様々な工夫やアイテム、イベントがあります。そこで今回は、伝統的な日本人の夏の過ごし方をご紹介します!

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夏を涼しく過ごすための工夫

打ち水をする

夏に日本を訪れると、地面に水を撒いている人々を見かけることがあります。これは「打ち水」という日本の伝統的な涼み方の一つ。水が蒸発する際に地面から熱が奪われ、周囲の温度が下がります。また水に濡れることによって地面の温度が上がりにくくなりますし、その上を通る風も冷やされて涼しくなります。電気を使わない自然に優しい涼の取り方ですね。





涼むためのアイテムを用意する

炎天下で暮らす日本人の必須アイテムとも言えるのが、「うちわ」。手であおいで風を送り涼むための道具です。竹に紙や布を張ったものが伝統的ですが、近年はプラスチック製のものも多くみられます。お祭りなどのイベントに行くと、無料配布していたりもするんですよ。「扇子」もうちわ同様に日本の夏を快適に過ごすために欠かせないアイテム。こちらはコンパクトに折りたためるようになっていて、携帯に便利です。うちわも扇子も様々なデザインが存在し、お土産にもぴったりですよ。





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風鈴の音で涼しさを感じる

「風鈴」とは、釣鐘形の小さな鈴のこと。仏教伝来とともに日本にもたらされた由来をもち、元々は魔除けのための道具でした。現在では夏の風物詩として日本人に愛されていて、民家の軒先などに吊るされています。風で揺れる度にチリンチリンという音がして、涼やかな気分にさせられますよ。金属や陶器など様々な種類がありますが、ガラス製のものが庶民的。軽やかな音色が特徴で、見た目も涼しげです。





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日本の夏の行事・イベント

お盆

毎年8月13日から16日(地域によっては7月)にかけて行われる日本の伝統行事。仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」をベースに、祖霊信仰など日本オリジナルの要素が取り込まれて現在の姿となりました。お盆の期間中は、先祖や亡くなった人たちがあの世から地上に戻ってくるとされ、帰ってくる霊をお迎えします。そのため日本人の多くは8月15日前後に連休を取って実家へ戻り、墓参りなどをする風習があるんですよ。





夏祭り

夏には日本各地で祭りが開催されます。例えば仙台市で例年8月6日~8月8日に催されるのが「仙台七夕まつり」。毎年200万人以上の人々で賑わう伝統行事で、街中が色鮮やかな装飾の数々によってきらびやかに埋め尽くされます。
このほかにも大型の張りぼて人形を乗せた山車で有名な青森の「ねぶた祭」や、約100隻の船が水上をパレードする大阪の「天神祭」など、地域毎に特色豊か。また京都の「祗園祭」のように、1ヶ月もの長期間にわたって催されるお祭りもあるんですよ。

※画像は「仙台七夕まつり」





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花火大会

夜の花火大会に足を運ぶのも、日本人の夏の楽しみ方の一つ。大小様々な花火が日本各地の夜空に咲き誇ります。中でも有名なのが秋田で催される「大曲の花火」。全国から選りすぐられた花火師達の参加する花火競技大会であり、花火の打ち上げ数は約18,000発。質・規模ともに日本最高峰の花火大会です。
このほかにも茨城の「土浦全国花火競技大会」や新潟の「長岡まつり大花火大会」など、高い人気を誇る花火大会がたくさんありますよ。

大曲の花火開催日:2018年8月25日(土)





いかがだったでしょうか。真夏に日本を訪れる予定の方は、ぜひ日本に伝わる伝統的な過ごし方や行事に触れてみてくださいね。



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