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【2018年版】京都で見たい!フォトジェニックな桜スポット10選

古都・京都には、薄紅色の可憐な花が春の風景を彩る桜の名所がたくさんあります。今回は、なかでも「さくらの名所100選」や国の名勝といった有名スポットを中心におすすめの10選をご紹介します。

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1. 清水寺

観光スポットとしても人気の高い「清水寺」。世界文化遺産にも登録されており、いずれも重要文化財に指定される15の堂塔を有しています。音羽山一帯に広がる境内には、春になると約1,000本の桜が咲き乱れます。写真に収めるなら、三重塔を背景に写すのがおすすめ。「清水の舞台」として知られる本堂から見下ろす景色は、まさに絶景のひとことです。春の夜間特別拝観期間中は、ライトアップも実施されます。

拝観料:大人400円、小中生200円
例年の見頃:3月下旬~4月上旬





2. 嵐山

桂川にかかる渡月橋を中心とした「嵐山」は、四季折々の花々や竹林の小径、点在する寺社仏閣など見どころ満載のエリア。古くから桜の名所としても知られ、かつての王朝貴族にも愛されてきた景勝地です。春には随所に桜の花が咲き誇り、なかでも桂川沿いの並木道から桜越しに渡月橋を望めば、京都らしい風景を楽しむことができますよ。4月上旬は広沢池・大沢池堤、4月中旬は祇王寺、4月下旬は二尊院の桜が見頃を迎えます。

例年の見頃:3月中旬~4月下旬





3. 平安神宮

1895年に創建された「平安神宮」。鮮やかな朱色の社殿を取り巻くように配された東・中・西・南の4つの庭園からなる「神苑」で、約300本の桜が彩る美しい景観が楽しめます。南神苑の門をくぐると、まず迎えてくれるのが空一面を覆う紅枝垂れ桜。東神苑では、栖鳳池のほとりに建つ尚美館や泰平閣(橋殿)と桜が織りなす風景が堪能できます。

神苑拝観料:大人600円、小人300円
例年の見頃:4月上旬~4月中旬





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4. 仁和寺

888年に創建された「仁和寺」は、かつて門跡(出家した皇族が住む寺院)として栄えた格式ある寺院です。一般的な桜よりも背が低めで、10日ほど遅咲きの「御室桜」が有名。国の名勝にも指定されている桜で、中門を入ってすぐ左手(西側)に約200本ほどが植えられています。そのほかにも、ソメイヨシノや紅枝垂桜など、さまざまな種類の桜の鑑賞が可能。写真撮影は、五重塔を背景にしたアングルがおすすめです。「さくら名所100選」に選ばれています。

桜開花時期の伽藍特別入山料:大人500円、小中学生200円
※御殿や霊宝館の拝観には別途拝観料が必要となります
例年の見頃:4月上旬~4月中旬





Klook.com

5. 宇治橋

宇治川に架かる日本最古の「宇治橋」。その上流の両岸に、約2,000本もの桜が見事に咲き誇るスポットがあります。おすすめは「宇治川遊覧船(乗船料:500円・所要時間15~20分)」から眺める景色。川に沿って続く桜並木はもちろん、可憐な花が水面に映る様子も船上からゆったり楽しむことができます。「さくら名所100選」に選ばれています。

例年の見頃:3月下旬〜4月上旬





6. 醍醐寺

府内最古の木造建築物である「五重塔」をはじめ、数々の国宝・重要文化財を有する寺院です。史跡に指定された広大な境内は下醍醐、上醍醐に分かれ、100余りの堂塔が点在。春には約1,000本もの桜が咲き乱れる美しい風景に出会えます。最大の見どころは、霊宝館の庭園にある枝垂れ桜。樹齢100年のソメイヨシノの大木もあり見応え充分。三宝院の太閤しだれ桜や、参道の桜のトンネルも見どころです。「さくら名所100選」に選ばれています。

春期拝観券(三宝院・霊宝館・伽藍):大人1,500円、中高生1,000円
例年の見頃:3月中旬~4月中旬





7. 円山公園

自然の丘陵を利用して回遊式日本庭園を模して造られた市内最古の公園。東は東山、西は八坂神社、南は高台寺、北は知恩院に隣接しており、植樹された草花が園内を彩ります。春の桜の美しさは京都随一ともいわれるほど。公園全体が桜の花で彩られ、多くの人で賑わいます。なかでも公園のほぼ中央に位置する大きな枝垂れ桜が有名。とくに夜のライトアップで浮かび上がる幻想的な姿は必見です。

例年の見頃:3月下旬~4月上旬





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8. 高台寺

戦国時代(15〜16世紀)の有名な武将・豊臣秀吉の正妻が秀吉を弔うために創建したことで知られる寺院。古くから花の名所として親しまれ、なかでも有名なのが方丈の前に広がる波心庭の枝垂れ桜。白砂に薄紅色の花々を咲かせた枝を垂らす優雅な姿が楽しめます。

拝観料:大人600円、中高生250円
例年の見頃:3月下旬~4月中旬





9. 天龍寺

後醍醐天皇の菩提を弔うため、1339年に嵐山に建立された「天龍寺」。世界遺産にも登録される寺院です。亀山を背景とした池泉回遊式庭園があり、四季折々の風景が楽しめます。境内には約200本の桜の木があり、なかでも美しいのが多宝殿前にある大きな枝垂れ桜。望京の丘から眺める桜も見事。

参拝料
庭園(曹源池・百花苑):大人500円、小中学生300円
諸堂(大方丈・書院・多宝殿):300円
例年の見頃:3月下旬~4月中旬





10. 石清水八幡宮

標高123mの男山山上にある「石清水八幡宮」は、日本三大八幡宮のひとつに数えられる神社。江戸時代(17〜19世紀)の将軍・徳川家光が造営した漆塗りの本殿、舞殿、楼門、回廊などが国宝に指定されています。春には山全体が約2,000本の桜で彩られる優美な風景が満喫可能。神苑ではとりわけ美しい枝垂れ桜を見ることができます。開花時期には、例年「男山桜まつり」が開催されます。

例年の見頃:3月下旬~4月中旬





春に京都を訪れるなら、今回ご紹介したスポットを中心に桜の名所を巡ってみるのがおすすめ。その時期だけの美しい風景を満喫してくださいね。



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