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九州で買うべき伝統工芸品5選

熟練した職人の手仕事によって創り出される伝統工芸品。全国各地にさまざまな種類がありますが、今回は九州で買うべきもの5選をご紹介したいと思います。

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1. 薩摩切子(鹿児島)

鹿児島県で創られているガラス工芸品。透明なガラスに赤や青の色の付いたガラスをかぶせ、上からカットして繊細な模様を切り出したものです。創始は1851年。当時の薩摩(現:鹿児島)藩主が江戸(現:東京)からガラスの熟練工を招き、薬瓶を製作させたことがはじまりとされています。その後、戦争などの影響で生産が途絶えましたが、1985年に再興されました。

主な販売場所の例:鹿児島市内の専門工房やギャラリーショップ、鹿児島空港内のおみやげ店など
価格目安:グラス 20,000〜30,000円前後など





2. 伊万里焼・有田焼(佐賀)

400年の歴史の中で完成された、日本を代表する焼きもの。マイセンなど多くの海外の磁器にも影響を与えたといわれ、美しい磁肌と華やかな絵付、使いやすさや高い耐久性が特長です。佐賀の伊万里地区で生産されたものを「伊万里焼」、有田地区で生産されたものを「有田焼」と呼びますが、産地による違いはなく原料も製法も同じもの。海外では「Imari」の呼称で親しまれています。

主な販売場所の例:伊万里市・有田町内のショップなど
価格目安:湯呑 3,000円前後など









3. 博多織(福岡)

福岡県福岡市の博多地区で創られる絹織物。たて糸を細く密に、よこ糸を太くして強く打ち込むことで、ハリがあり固い質感となり、横畝が表面に出ることが特徴です。主として帯や袋ものなどに用いられています。創始は室町時代(1336〜1573年)末期と伝わりますが、盛んになったのは安土桃山時代(1568〜1600年)以降と言われています。

主な販売場所の例:福岡市内の専門店やギャラリーショップ、博多駅内のおみやげ店など
価格目安:バッグや名刺入れ 2,000〜3,000円前後など





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4. 長崎ビードロ(長崎)

長崎県に伝わるガラス製の玩具。底が薄いフラスコ状の形状で、口に当てて息を吹きかけると、底部が凹んで「ポピンポピン」と音が鳴る仕組みです。その音色から長崎では「ぽっぺん」と呼ばれ、親しまれているんですよ。繊細で色とりどりの美しいデザインと、可愛らしい佇まいは、飾っておくだけでも絵になるのでおみやげにはぴったり。とても割れやすいため、持ち帰りにはご注意くださいね。

主な販売場所の例:長崎市内の工房やおみやげ店など
価格目安:800〜1,000円前後など





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5. 山鹿傘(熊本)

熊本県山鹿市に伝わる伝統の和傘。この地方では明治時代(1868〜1912年)から、「山鹿傘」づくりが盛んに行われており、当時は西日本一の生産量を誇っていました。その後、戦後に一旦生産が途絶え、近年また新たに復興。全工程が手作りで仕上げられる繊細な造りが特徴で、放射状に広がる美しい骨組みの造形と、温もりある和紙の質感、そして色彩豊かな柄が魅力を放ちます。基本は専門工房でのオーダーメイド制です。





いかがだったでしょうか?日本伝統の技を駆使した美しい佇まいの工芸品、ぜひおみやげに選んでみてくださいね。



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