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知ればもっと楽しく過ごせる!ぜひ使ってみたい大阪弁のフレーズ集

訪れる土地の言葉がわかれば、旅はもっと楽しくなりますよね。そこで今回は人気観光都市・大阪で話されている方言をご紹介。このひと言を言うだけで、地元の人との距離がグッと縮まるはず!

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お礼を言いたい時は「おおきに」

おおきに [ookini]:「ありがとう」の意。

主に感謝の気持ちを表す時に使われるのが「おおきに [ookini]」。全国的にも知られている大阪弁を代表する言葉です。若い世代で日常的に使っている人は少ないですが、年配の方やお店の店員さんなどは今でもよく使用しています。





買い物をする時に使える「なんぼ?」

なんぼ? [nambo]:「いくら?」の意。

お店で買い物をする時に、値段を尋ねる言葉です。商品を指さしたり、手に取りながら「これ、なんぼ? [kore, nambo?]」と言えばOK。語尾に「ですか? [desu ka?]」をつけると丁寧な印象になりますよ。





禁止・否定の意味がある「あかん」

あかん[akan]:「だめ」の意。

「あかん [akan]」は基本的には「だめ」という意味ですが、いろいろなシチュエーションで使える言葉です。たとえば、頼まれごとを断るとき、子どもを叱るとき、何かを禁止するとき、相手の話を否定するときなど、どれも一言「あかん [akan]」でOK。何かに失敗したときや、行き詰まったときに「あかん〜! [akan!]」と言って嘆いたりすることも。





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さまざまな場面で使える「すんまへん」

すんまへん [summahen]:「すみません」の意。

謝罪、感謝、恐縮といった意味合いのある言葉です。使用する場面は、失敗を謝るとき、人に良くしてもらったとき、人に物を貰ったときなど。「すんまへん、おおきに [summahen, ookini]」と言うと「恐縮+感謝」をあらわす表現になります。





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こんな時には「ぼちぼち」

ぼちぼち [bochi-bochi]:「まあまあ」、「ぼつぼつ」の意。

大阪人の商売人魂を表す典型的なフレーズ「もうかりまっか? [mokari makka?]」(=もうかりますか?)、「ぼちぼちでんな [bochi-bochi denna]」では、「まあまあ、それなり」という意味で使用されています。「お元気ですか? [ogenki desu ka?]」(=調子はどうですか?)と聞かれたときにも、同様の意味をこめて「ぼちぼちです [bochi-bochi desu]」と答えることができます。

また、早急に物事を進めるのではなく、ぼつぼつやっていこう、という意味も。相手のペースを崩すことなく、上手に別の行動へと誘いたいときに、「ぼちぼち行こか [bochi-bochi ikoka]」(=そろそろ行きましょうか)や「ぼちぼち帰ろか [bochi-bochi kaeroka]」(=そろそろ帰りましょうか)などと言います。





「あほちゃう!」を使ってみよう

あほちゃう! [aho chau!]:「ばかだなぁ」の意。

「あほ」とは、愚かな人やことを指すマイナスの意味がある言葉ですが、大阪を中心とする関西では親しみを込めて使用されることがほとんど。主に家族や友人など、気心の知れた相手に向かって使います。
「あほちゃう!(aho chau!)」は、相手が間違った言動をしたときや、おどけたことをしたときなどに「ツッコミ」を入れる表現。相手の欠点や馬鹿げたところを指摘しながらも、やさしく包み込んで許す、情を感じる言葉です。ただし、関西以外の人に向かって使うとムッとされるので要注意。





要領を得ない時には「なんのこっちゃ」

なんのこっちゃ [nanno kotcha]:「なんのことだか(わからない)」の意。

要領を得ない話を聞いたときに返す言葉が「なんのこっちゃ[nanno kotcha]」。やわらかな物腰で「何を言ってるのか分からない」と伝えられる表現です。また、苦労して行ったことが何の意味もなかったとき、自嘲をこめてため息まじりに呟くことも。





いかがでしたか?大阪を訪れる際はぜひ使ってみてくださいね。



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