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春の訪れを感じさせる京都のおすすめ和菓子5選

季節の移ろいを繊細に表現した「和菓子」。春になると、桜など旬の花々を象ったものなど、春らしい商品がたくさん店頭に並びます。今回は和菓子の本場である京都のお店で買えるおすすめ5選をご紹介!

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1. 竹路庵「桜餅」

最初におすすめするお店は、人気観光地・嵐山エリアにある「竹路庵」です。多くの種類がある商品の中でも、春限定のお楽しみといえば「道明寺桜餅」。桜餅とは生地の中に桜風味の小豆あんを入れ、その上から塩漬けにされた桜の葉を巻いた和菓子で、日本人にとっては定番の春の和菓子です。関東と関西、発祥した地方によって生地の種類が異なり、関東風は薄く焼いた水溶き小麦粉の生地を使用。関西風は「道明寺粉(餅米を蒸して干してから粗く挽いたもの)」を使用し、「竹路庵」では関西風のタイプを販売しています。ほんのりと桜の香りが広がる、この季節ならではのスイーツです。

※画像はイメージです。





2. 出町ふたば「花だんご」

次にご紹介するのは、連日行列の絶えない人気店です。「豆餅(小豆のあん・赤えんどう豆をお餅でくるんで蒸したもの)」が特に有名なお店で、京都を代表する銘菓として全国に名を馳せています。
その他にも色々な和菓子を販売していますが、春にぜひ食べたいのが「花だんご(1本税込175円)」。一般的に「花見団子」と呼ばれている種類のもので、ピンク・白・緑、3色のお団子(砂糖などを入れた米粉を練って丸め、蒸したもの)が串にささった形で販売されています。桜の姿をイメージしたという説や、陽光・残雪・芽吹きなど春の象徴を模したという説など、なぜこの3色かは諸説あるようです。
お店のすぐそばには桜の名所でもある鴨川が流れているので、川沿いでお花見を楽しみながら「花団子」を味わってみてはいかがでしょうか?

※画像はイメージです。





3. 中村軒「うぐいす餅」

続いては、130年以上の歴史がある「中村軒」をご紹介。昔ながらの道具を使い、手間ひまをかけてつくられた、素朴でおいしい和菓子が多くそろいますが、中でも春らしい一品といえば「うぐいす餅(1個税込230円)」。早春から店頭に並び始める定番和菓子で、この季節を象徴する緑色の鳥「うぐいす」の姿をイメージしているといわれています。
「中村軒」のものは、求肥(お米を加工した粉に砂糖などの甘味料を加えて煮つめながら練り上げたもの)で、白大豆や青えんどう豆から作られたあんを包み、さらに青大豆を炒って粉にした「青きなこ」をまぶしたもの。着色料ではない天然の発色のため、見た目もほんのりと優しく美しく、味わいも上品です。

※画像はイメージです。





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4. 七條甘春堂「桜さくら」

次にご紹介するのは、1865年創業の老舗「七條甘春堂」。京都市内をはじめ全国に支店を構える有名店です。
春に似合うオススメの商品は「桜さくら(1箱13個入税込810円)」。種類は「干菓子」と呼ばれるもので、お餅をのばして鉄板で焼き、挽いて粉状にしたものに砂糖を加え、さらに木型で型をとって仕上げる伝統的な和菓子です。
こちらの「桜さくら」は、四国地方でとれる砂糖・和三盆を用い、その名の通り桜の花を象ったもの。口溶けのよさと品のよい甘み、そして可憐で愛らしい姿を楽しむことができます。

※画像はイメージです。





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5. 鶴谷吉信「生菓子」

最後にご紹介するのは全国的に有名な老舗「鶴谷吉信」。創業1803年という歴史ある店ならではの伝統的な和菓子はもちろん、常に時代のニーズに合わせた革新的な商品づくりをしています。
今回おすすめするのは、季節ごとに様々な種類が展開される、伝統の和菓子「生菓子(1個税込432円)」。しっとりと水分を含んだやわらかなお菓子で、小豆などのあんや求肥で形を作ったものなどがあります。
春には桜など季節の花を模したものなど、美しい生菓子が店頭に勢揃い。繊細な甘みで抹茶や緑茶との相性抜群です。

※画像はイメージです。





見ているだけでも心華やぐ和菓子たち。目でも舌でもたっぷりと「春」を味わってみてくださいね!



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