• 京都
  • 観光

節分で豆まきイベントがある京都の寺社5選

日本では、2月3日ごろは旧歴の大晦日にあたります。それを「節分の日」といい、新しく迎える年の無病息災を願って豆をまくという伝統行事があります。古くから豆には邪気を払う力があると考えられており、神社やお寺でも豆まきを行います。今回は京都で豆まきイベントを行う神社やお寺5選をご紹介します。

tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれている場合があります。アフィリエイトリンクを経由して購入された場合、あなたからの追加費用なしで私たちはコミッションを得る可能性があります。

1. 廬山寺(ろざんじ)

正式名称:廬山天台講寺(ろざんてんだいこうじ)
創建938年と歴史が古く、『源氏物語(げんじものがたり)』の作者である紫式部(むらさきしきぶ)の邸宅跡としても知られる「廬山寺」。平安時代(794年~1185年)を思わせる風情ある庭園「源氏庭」が見どころです。2月3日の節分会(せつぶんえ)「追儺式鬼法楽(ついなしきおにほうらく)」では、3:00 pmから「鬼おどり」が行われます。人間の「貪欲・怒り・愚痴」の化身である3匹の鬼が踊るところへ、4:00 pmからは「豆まき」。その暴れ踊る赤・青・黒鬼を、邪気を払う弓や、餅や豆をまくことで追い払います。その後行われる「鬼のお加持(かじ)」では、邪気を払われた鬼が身体の悪いところを撫でてくれ、病気平癒を祈ってくれますよ。ぜひ行事を近くで見て、その迫力を楽しんでくださいね!





2. 八坂神社

日本3大祭のひとつ、祇園祭(ぎおんまつり)を行うことで有名な「八坂神社」。京都・祇園といった華やかな場所にあり、周辺では買い物や美味しいものを楽しむことができる人気観光スポットです。ここでは節分の前日である2月2日1:00 pmからと、節分当日の2月3日11:00 amからの2回にわたって「節分祭」を行います。両日とも、芸妓舞妓による舞踊奉納や豆まきなどが行われ、祇園ならではの華やかな雰囲気を堪能できます。「福豆(節分にまく豆。300円)」には空くじなしの景品抽選券が付いています。いろいろな景品が用意されているので、素敵なアイテムゲットを狙って、購入してみてはいかがでしょうか?





3. 平安神宮

平安神宮は、平安京(現在の京都市の中央部にあたる)が造られて1100年になったことを記念して、1895年に創建されました。2月3日の節分祭は1:00 pmから行われ、この行事を見ようと遠方から訪れる人もいるほどの賑わいをみせます。平安時代の儀式「追儺式(ついなしき。鬼払いの儀式)」が当時さながらに細部にわたるまで再現されている「大儺之儀(だいなのぎ)」は、古代から続く日本文化を知ることができる貴重な行事となっており、続く「鬼の舞」では豆まきが行われます。行事を見物しながら、一緒に厄除け・招福を祈願しましょう。神社参道にある24mもの高さの「大鳥居(おおとりい)」をくぐって、はるかなる平安の昔に想いを馳せるのもまた一興です!









tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!

4. 吉田神社

「吉田神社」は859年、平安京の守護神として創建されて以来、地元の人に親しまれてきた神社です。人々の幸福と平和な生活を祈願して行われる、数百年ものあいだ続いている「節分祭」には例年約50万人の参拝者が訪れます。節分前日の2月2日、当日3日、後日の4日と計3日間行われ、2日と3日には約800店もの露店が立ち並び、賑やかなお祭り気分が楽しめる行事となっています。





Klook.com

5. 天龍寺

正式名称:霊亀山 天龍資聖禅寺(れいぎざん てんりゅうしせいぜんじ)
ここ「天龍寺」は、京都にある世界遺産のひとつで、見事な日本庭園で知られる人気の観光地です。2月3日の8:00 amから行われる節分会には、多くの観光客や地元の人達が集まり、賑やかに盛り上がります。豆まきは正面の特設舞台で11:30 am、1:30 pm、3:30 pmの計3回行われます。露店も出て、甘酒や樽酒が無料でふるまわれるなど、日本らしいお祭りの雰囲気を体感できます。節分の行事と合わせて「七福神めぐり」も行われます。「天龍寺」の中にある7つの塔頭(たっちゅう。寺院のなかにある個別の小寺院)である三秀院(さんしゅういん)、弘源寺(こうげんじ)、慈済院(じさいいん)、松巌寺(しょうげんじ)、永明院(ようめいいん)、寿寧院(じゅねいいん)、妙智院(みょうちいん)をめぐってお札を受け取り、1年の幸福を祈願します。時間のある方はぜひ、試してみてくださいね!





いかがでしたか?節分の時期に京都観光をされる方は、ぜひご紹介した神社やお寺を訪れてみてください!



この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。

ライター紹介

W.JAPAN
W.JAPAN
  • tsunaguJapanライターお薦め観光コンテンツはこちら!