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節分イベントがある大阪の神社・寺5選

日本では旧暦で2月4日が新年にあたり、新しい年を迎える前の2月3日に邪気を払って福を呼び込むために、宮中行事として鬼払いと呼ばれる「追儺(ついな)」という行事がありました。その名残で、日本では現在も2月3日に無病息災を願って豆まきなどの節分イベントを行います。今回は節分イベントがある大阪の神社・お寺5選をご紹介します。

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1. 成田山不動尊

正式名称:大本山 成田山大阪別院 明王院
千葉県成田市にある「成田山新勝寺」の別院。「成田山不動尊」という通称で親しまれています。2月3日の節分会では、「交通安全」「開運厄除繁栄隆昌」を祈り、約150mの特設舞台に大きな枡に入った豆が用意され、計5回の盛大な豆まきが行われます。10:30 am、1:00 pm、3:00 pmの回は著名人による豆まき。特に10:30 amからの回は、人気ドラマ番組である朝の「NHK連続テレビ小説」の出演者が登場するのが毎年恒例となっており、多くの人が楽しみにしています。通常、節分の豆をまくときは悪いものは外へ追い出し、良いものは内へ呼び込むという意味で「鬼は外」「福は内」と掛け声をかけ、鬼役に豆を当ててやっつけたり、豆をまくのがお決まりですが、ここ成田山では、お不動様の慈悲で鬼も鬼でなくなるため追い払う必要がないということで、「福は内」のみを連呼します。訪れた時はぜひ確認してみてくださいね!





2. 大阪天満宮

創建949年、1000年以上の歴史ある神社。「天満(てんま)のてんじんさん」との呼び名で親しまれ、学業にご利益があるといわれています。日本庭園もある広大な境内は厳かな雰囲気にあふれ、大阪の人気観光スポットのひとつ。節分イベントでは、3:00 pmから「節分厄除け祭」が行われます(祈祷料1人2,000円)。また、こちらでは節分の日に地元の海苔共同組合などによる海苔チャリティーセールが開催されることでも有名。節分に巻き寿司を食べると縁起が良いといわれており、なんと先着1,000人に巻き寿司を無料配布(10:30 amから参加整理券を配布)。1,000人で恵方(その年の吉の方向)を向いて巻き寿司を丸かぶりするイベントも好評です。





3. 石切劔箭(いしきりつるぎや)神社

創建年代は紀元前とも言い伝えられている由緒ある神社で、腫物を治してくれるご利益があると親しまれています。心願成就(神仏に念じる願いが叶うこと)のため、本殿前でお参りして入口に戻り再び本殿前でお参りすることを百回繰り返す「お百度参り」が有名。節分祭では屋根の上に剣が映える絵馬殿で11:00 am、1:00 pm、3:00 pmの3回、豆まきが盛大に行われます。豆と一緒に景品がもらえる抽選券入りの餅もまかれ、大盛り上がり。近隣の参道もにぎやかなので、ぶらりと訪れて楽しむのもおすすめです。









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4. 道明寺天満宮

学問の神様をまつり、梅の名所として有名な、格式高い神社。伝承では3年頃に前身となる土師(はじ)神社が創建され、947年に現在の名称に改称されました。梅の見ごろになる2月~3月には多くの人が訪れ、平安時代(794年~1185年)の学者であり、政治家として活躍した菅原道真の遺品など、数多く所蔵している国宝も特別公開されます。節分である2月3日には一年間の厄を祓う「節分厄除大祭星祭」が6:30 pmから始まり、豆まきは7:00 pmから行われます。見学者も参加することができ、神事のあと出てくる鬼にむかって皆で豆をまき、鬼が退散したら終了。ぜひ、一年の福を願って訪れたいものですね!





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5. 住吉大社

全国に約2,300社ある住吉神社の総本社。1800年以上の歴史があるこの神社には、「反橋(そりはし)」や心願成就の行方を占う「おもかる石」など見どころがたくさん。節分の日には新春を祝う神事が行われます。9:00 amから華やかな神楽(かぐら・神前で奏する日本古来の舞)などの奉納があり、境内では餅入りのぜんざい(小豆を砂糖で甘く煮た日本の食べ物)とお茶が無料で振るまわれます。このぜんざいを楽しみに訪れる人も多いので、ぜひ一度味わうことをおすすめします。





いかかでしたか?節分の時期に大阪観光をするなら、ぜひ今回ご紹介した神社やお寺へ足を運んでみてくださいね!



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