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【動画あり】これだけは押さえておきたい! 日本の挨拶4種類の実用例

あいさつの基本となる、こんにちは、さようなら、ありがとう、すみません、の言い回しと使うシチュエーションを紹介します。ニュアンスによって意味が異なる表現や、日本人の国民性についても関連付けます。

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日本に来た時に使える、日本の挨拶4種類の実用例を言い回しだけではなく、使うシチュエーションも交えて紹介します。ちょっとした挨拶や、お礼の言葉など日本語で伝えたいと思う人必見です!

出会いと別れの挨拶

最初に覚えておきたいのは、Good morning, Good afternoon, Good eveningに該当する、人に会ったときにする挨拶とGood byeに該当する別れの挨拶です。1つずつ、見ていきましょう。

<おはよう>
Good morningにあたる日本語は「おはよう」(O HA YO)です。目上の方などに対して丁寧に挨拶する場合は、「おはようございます」(O HA YO GO ZA I MA SU)になります。朝起きて、誰かに会ったら「おはよう!」と笑顔で挨拶しましょう。

<こんにちは>
Good afternoonにあたる日本語は「こんにちは」(KON NI CHI WA)です。これには丁寧語はありません。英語の「Hi」に近い表現のあいさつで、とても親しい同年代の友人などに出会った場合は「やぁ」(YHA)や「どうも」(DO U MO)が使えます。

<こんばんは>
Good eveningにあたる日本語は「こんばんは」(KON BAN WA)です。こちらも丁寧語はありません。「こんにちは」と「こんばんは」の使い分けは微妙なところですが、だいたい外が暗くなってきたら「こんばんは」でよいでしょう。言うまでもなく、厳密に何時からはこの挨拶でなければいけないという決まりはありません。

<さようなら>
人は出会ったら、別れるもの。Good byeにあたる日本語は「さようなら」(SA YO NA RA)です。また会いたい人には、さようならの後に「またね!」(MA TA NE)を付けて、「さようなら、またね!」と言うと、笑顔で別れられるでしょう。

感謝の気持ちは「ありがとう」

次に感謝の気持ちを伝える挨拶です。英語のThank youは日本語で「ありがとう」(A RI GA TO)です。丁寧に言う場合は「ありがとうございます」(A RI GA TO GO ZA I MA SU)になります。
日本で旅行中に、道を聞いて教えてくれたら「ありがとう!」、困っているときに助けてくれる人がいたら「ありがとう!」、宿泊したホテルのスタッフに「ありがとう!」。この言葉には言ったほうも、言われたほうも気持ちよくなるという魔力があります。
出し惜しみすることなく、積極的に使っていきましょう! ただ、日本人は人見知りの人が多いので、「ありがとう!」と言っても、「あ、はい」と小さな声で返すだけで、目も合わせない人も少なからずいるかもしれません。
でも、勘違いしないでください。それはあなたに嫌悪感を抱いているわけでなく、ただ恥ずかしいだけ。ある調査では、日本人の20~30代の6割以上が自分のことを人見知りだと思っていると答えたと言われるほどの国民性です。

「すみません」には色々な意味がある

日本語の「すみません」(SU MI MA SEN)はさまざまなシーンで使われる言葉です。英語でいうと、Excuse meやSorryに当たる言葉ですね。どのようなシーンがあるのか見ていきましょう。

<謝罪するとき>
「すみません」を最も使うケースは人に謝罪するときです。これにはもう1つ、「ごめんなさい」(GO MEN NA SAI)という言葉があり、同じ意味で使用します。ミスをして人に迷惑をかけてしまったときなどは「ごめんなさい」と言いましょう。「すみません」も謝罪に使われますが、「ごめんなさい」の方がより誠実な印象を与えるためです。

<注意を集めたいとき>
電車に乗っていて、出口までが遠く、人をかきわけて進まなければならないときなども「すみません」を使います。Excuse meと同じ使い方ですね。他にも、自分のほうを向いてもらいたいときや人に道を尋ねる際にも使います。

<感謝するとき>
感謝は「ありがとう」と書きましたが、日本人は感謝のときも「すみません」と言うことがあります。海外の方にとっては「この人、なんで謝ってるんだろう?」と意味がわからないかもしれませんが、「すみません。(そんなことをしていただいてありがとうございます)」と()内が省略されているとお考えください。

「ありがとう」と「すみません」など使い分けるのが難しい言葉もありますが、日本に来た際には思い切って使ってみてください。

 

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