思う存分ガシャポンを満喫!3000面のガシャポンマシンがある「ガシャポンのデパート池袋総本店」に案内します

日本に旅行に来た時、道端でガシャポンマシンを見かけることがよくあります。まばらに数台だけ設置されているところもあれば、比較的大きな場所であればまとまって設置されていることもあるでしょう。今回は日本のサブカルチャーが大好きで、オタクの聖地である池袋にほぼ毎週通っている編集部ライターが、サンシャインシティに2021年2月に新しくオープンした「ガシャポンのデパート池袋総本店」に皆さんをお連れします。3000面を超えるガシャポンマシンが並ぶ風景は圧巻で、実際に遊び始めるとあっという間に財布のお金が空になってしまうことも!人気アニメ作品からミニチュアモデル、光るものから音の出るものまで、本当にたくさんの種類があるカプセルトイ。最新のカプセルトイをゲットしたい時や、誰かへ面白いお土産を探している人は、ぜひ今回の記事を参考にして下さい!

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ガシャポンとは?

ガシャポンとは様々な小さなおもちゃをランダムにカプセルの中に詰めたものです。ガシャポンマシンにコインを入れてハンドルを回し、落ちてきたカプセルの中に入ったおもちゃを手に入れます。一説によるとカプセルトイマシンはアメリカのコイン式風船ガムマシンにインスピレーションを得て開発されたものと言われており、ハンドルを回すときの「ガシャ」という音と、カプセルが落ちてきたときの「ポン」という音を合わせ、「ガシャポン」という商標登録をおもちゃメーカーのバンダイが登録しました。1977年にバンダイ初の100円ガシャポンマシン「BVM100」が誕生し、1980年代に漫画「キン肉マン」のキャラクターフィギュアを商品として大きな人気を集めました。平均価格が20円程度であった当時のプラスチック玩具市場で話題を集め、ガシャポンブームに火をつけたのです。

カプセルトイ業界は商品の入れ替えがとても早く、毎月数えきれないほどの新商品が登場します。そして売り切れ次第、売り場から姿を消し、全く同じ商品が再生産されることはほとんどありません。もちろん、販売されているカプセルトイマシンはどの場所でも同じとは限りません。もしある場所で好きカプセルトイを見つけたとしても、他のところでまた見つけられる保証はないでしょう。人気商品ならすぐ売り切れるので、明日また同じ場所を訪れても欠品になっているかもしれません。「買った後悔は3日で忘れるが、買わなかった後悔は3年続く」という言葉が日本にはありますが、もしあなたが好きなカプセルトイを見かけたら、後悔しないようにすぐ回してみることをおすすめします!

カプセルトイ機の台数でギネス世界記録認定!「ガシャポンのデパート池袋総本店」

皆さんは欲しいカプセルトイを探すのに色々と探し回った経験はありませんか?そんな皆さんに今回ご紹介したいのが「ガシャポンのデパート池袋総本店」。池袋の「サンシャインシティ」3階にあるガシャポン専門店です。こちらはバンダイナムコが2021年にオープンした施設で、私が池袋に来る度にどのような新商品が出ているかチェックしに行きたくなる場所でもあります。今年(2022年)はバンダイ初のガシャポンマシンが出てから45周年となるため、記念展示として店頭のエントランススペースに初代ガシャポン自販機「BVM100」や歴代の人気ガシャポン商品が設置されております。また、バンダイが考案した「ガシャポンオデッセイ(未来のガシャポン)」も期間限定設置され、来店したお客さんにガシャポンの歴史を感じさせる展示となっています。

初めてお店に足を踏み入れた人は、果てしなく立ち並ぶガシャポンマシンの列に驚くことでしょう!ガシャポンのデパート池袋総本店の店内には3000面を超えるガシャポンマシンが設置されており、この数は「単一会場におけるカプセルトイ機の最多数(Most capsule toy vending machines at a single venue)」として2021年にギネス世界記録を獲得しています。

1256㎡という広大な売り場に設置された3000面ものガシャポンマシン、一体どこから回ればいいのでしょうか?心配は無用です。お店ではこれらのガシャポンマシンがジャンルごとにわかりやすく分類されています。2022年5月時点では、最も入り口に近いエリアに設置されているのはバンダイの新商品や高級ガシャポンの「プレミアムガシャポン」で、さらに奥に進むとその時々で一番人気のアニメ、動物フィギュア、キャラクター、SNSで話題の商品というように配置されていました。私は何度もここに通っていますが、商品が見つからなくて困ったことはありません。全体的に楽しみたいなら入り口からエリアごとに順番にまわりましょう。もしお目当ての商品がある場合、店員さんにスマホ画像を見せながら聞けば、その商品ジャンルの売り場に案内してもらえます(在庫の有無や特定の商品が具体的にどこにあるかまでは店員さんでもお答えできない場合があります)。日本語ができなくてもただ回すだけで楽しめる、これがガシャポンが他の遊びや買い物と異なる強みの1つでもありますね。

客層はどちらかと言うと女性が多く、家族連れでガシャポンを楽しむ人の姿もよく見られます。子供の為に来たのに、気がついたらお父さんがガシャポンに熱中してたくさん商品を回していたということもあるそうです。

実際にガシャポンを回してみた

まばゆいばかりのガシャポンの列を見て、私もいくつか回してみたくなりました。
ここからは、今回私がチャレンジしたガシャポンでどういったものが出たかを一緒に見ていきましょう!

※商品情報は2022年5月時点のものです。

おにぎりん具5:400円

見た目は超リアルなおにぎりの形で、開くとおにぎりの具材の形をした指輪が入っているのがこちらのガシャポン。くすっと笑わせるおにぎりん具は常に人気が高い商品の1つです。同じシリーズには昔ながらの三角おにぎりから丸いおにぎりまであり、どんどん新しい種類が増えています。個人的に日本のこのようなユーモアセンスが好きで、実は第1弾の時からこのシリーズを集めておりました。今回私が回し当てたのは赤飯おにぎりで、中に入っていた小豆の指輪は黒々して少し不気味でもありますが、よく見るとゆでた小豆のツヤがとてもリアル。友達はこの商品をかなり気に入ったそうで、毎日仕事につけていくと言っていました(笑)

いきもの大図鑑 かに02:500円

「いきもの大図鑑シリーズ」のガシャポンは昆虫から海洋生物まで様々な生き物の種類があり、どの商品もとてもリアルに作られています。生き物好きで好奇心旺盛な子どもには特に人気な商品でもあります。私は個人的にカニを食べるのが好きなので、カニのガシャポンを回してみたところ、「タカアシガニ」が当たりました!このカニは全身に28個の関節があり、いずれも可動式であるため、組み立てが必要になります。説明書によると、カニの足を左右にわけてから取りつけるだけで良いとのことでしたが、簡単そうに見えて意外と複雑で、終わった時には達成感が感じられました。生き物が好きな人はぜひ試してみてはいかがでしょうか?

1/12ガシャポンステーション:300円

こちらはガシャポン発売45周年を迎えることを記念し、新旧のガシャポンマシンをミニチュアにした商品です!どの年代のどの色のものが出るかわからないのもガシャポンの楽しみの1つ。私は大変幸運なことに、1度回しただけで初代ガシャポンマシンの「BVM100」を当てました。このガシャポンもまた組み立てを楽しむタイプです。組み立て自体は前述のカニよりも簡単であったものの、パーツが小さいので注意しながら組み立てるのがよいでしょう。このガシャポンは実際のガシャポンマシンのように「本当に回せる」ことが特徴でもあります。オフィスの机の上において仕事の合間に楽しむ他にも、なにか物事を決める時にくじ引きのように使うこともでき、なかなか実用的な面もあります。

おしゃべりトイレボタン:400円

最近は学校の鐘や自転車のベル、玄関のインターホンなど「音の出る」ガシャポンが次々と登場しています。ガシャポンのデパート池袋総本店の店長は「普段自分の家のインターホンを鳴らして遊ぶことはできないけれど、ガシャポンのおもちゃであれば何度鳴らしても怒られることはない」とおっしゃっていて、ご自身もお気に入りの商品だそうです。残念ながら今回はインターホンは売り切れてしまっていたため、音の出るガシャポンの中でちょっとユニークだった「トイレボタン」を選びました。このガシャポンは、ボタンを押すと音楽と共にあなたの「トイレ」を応援する人の声が流れます。家に「音姫(日本の公衆トイレに設置されている、トイレの音をかき消すために流水音発生装置)」があったらいいなと思う人は、代わりにこちらの商品を使ってみてはいかがでしょうか。

PIKACHU GIRLY COLLECTIONトートバッグ&ポーチコレクション vol2:300円

2020年に日本のプラスチック袋を有料化する政策が実施されてから、ガシャポン商品の中にエコバッグ商品が増えてきたようです。ディズニーシリーズ、トムアンドジェリー、鬼滅の刃、ハイキュー!など有名な作品はどれもエコバッグ商品のカプセルトイを出しています。これらのエコバッグは軽い上にサイズもちょうど良く、私は外出時に使用するバッグにそれぞれ1つずつ入れています。中に入れられる量は多くはありませんが、漫画や小物を入れるにはちょうど良さそうです。

こちらのピカチュウとイーブイのトートバッグとポーチはとても可愛いく実用的で、私が充てたイーブイのポーチは常備薬を入れるのにぴったりでした。

フラットガシャポン 名探偵コナンビッグサイズコレクタブルクリアボード:300円

こちらはガシャポンなのに丸くありません。このフラットガシャポンは2022年3月に正式に登場し、最大でA4サイズのポスター・クリアファイル・下敷きなど平面の商品が出せる新型マシンです。ハンドルを回すと、景品がゆっくりとマシンから出てきます。きっとこれからのガシャポンの商品はカプセル以外にももっと多様なスタイルになっていくのかもしれませんね。今回は訪問時にちょうど公開時期が重なっていた映画「名探偵コナン:ハロウィンの花嫁」の新商品が出ていました。個人的には私の目当てのデザインは出ませんでしたが、こちらはコレクション用に集めても、下敷きにしてもどちらでもよいでしょう!

カプキャラMARVEL08スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム:500円

「カプキャラ」とはカプセルも商品の一部となったものです。カプセルを捨てることによって発生するプラスチックゴミを減らすだけでなく、商品をカプセル内に収める必要がないため、組み立てた後の体積が普通のガシャポンと比べて大きいのが特徴です。私が当てたのはインテグレーテッドスーツのスパイダーマンで、大きな頭がとても可愛く、会社の机の上に置いておくととても癒されます。

ワンピの実 第一海戦:400円

人気アニメ「ワンピース」のガシャポンシリーズで、カプセルが作中に登場する「悪魔の実」を模しています。キャラクターフィギュアは小さく、精密な仕上がりをしており、飾り方も自由度が高いのが特徴です。そのため、2021年下半期に発売されて以来、多くのファンから人気を集めています。私も当時、回してみたかったのですが、いつも「売り切れ」の表示を見ることばかりでした…。品切れが続いたことから、ガシャポンの中では非常に珍しく、追加生産をされたものであることからも、その人気の高さがうかがえます。ワンピの実シリーズはキャラクターが次々と増え、1度回したら全部集めたくなり、まさに沼にはまるような感覚と言えるでしょう。

「ガシャポンのデパート池袋総本店」の遊び方上級編

「ガシャポンのデパート」はガシャポンマシンがたくさん置かれているだけの場所ではありません!実は店内の奥にはゲットした商品の「撮影スペース」があるのです。設置された棚がそれぞれ撮影ブースになっており、日本各地の観光名所の写真が背景となって照明まで施されています。こちらに自分のカプセルトイをセットし、写真を撮りましょう。背景に合わせてポーズなど工夫しながら撮影していると、あっという間に我を忘れてしまいます。「ガシャポンのデパート」に来る時は、ガシャポン遊びの楽しさを存分に味わうためにも時間に余裕を持ってくることをおすすめします。

今回は「進撃の巨人 ハグコットシリーズ」のガシャポンで私がゲットしたリヴァイ兵長を使って撮影してみました。ハグコットシリーズはスマホケーブルに付けるフィギュアですが、このキャラは座っている姿勢なので、いろいろな小道具と組み合わせてもかわいいです。今回はリヴァイ兵長が浅草観光してるような写真が撮れました。また「ちいかわフィギュアキーホルダー」のガシャポンをを東京タワーの隣に置くと、ちいかわとハチワレが東京タワー観光をしているようにリアルに見えました!

進化を続けるオタク文化の聖地、池袋

「オタクの聖地」と聞くと、多くの人は秋葉原を思い浮かべるかもしれません。しかし、「国際アート・カルチャー都市」を目指す豊島区に位置する池袋もまた、東京の重要なオタク文化の発展地域なのです。ここまで紹介した「ガシャポンのデパート池袋総本店」の他にも、例えば、台湾にも店舗を構えるアニメ商品チェーン店の「animate(アニメイト)」の総本店も池袋にあります(現在は拡大工事中で2023年には世界最大のアニメ店舗となる見込みだそうです)。ゲームセンターの「GiGO(旧SEGA GiGO)」、中古グッズショップ「K-BOOKS」、「まんだらけ」、女性をターゲットにした同人誌専門店「とらのあな」や中古アニメグッズ店「らしんばん」やなども集まっており、日本のサブカルチャーや二次元作品が好きな人はぜひ訪れるべき街なのです。

今回紹介した「ガシャポンのデパート池袋総本店」はコロナ禍の中でオープンした新たな観光地の1つであり、まだこの場所を知らない人もいらっしゃることでしょう。日本のトレンドは変化が早く、来るたびに新しい発見があります。アニメ、漫画、サブカルが好きな人、そしてちょっとユニークなお土産などを探している人は、ぜひ一度遊びに来てください。きっとお気に入りのガシャポンに出会えることでしょう!

この記事に掲載されている情報は、公開時点のものです。


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Ying
Ying Lu